全期間固定のスタンダード、フラット35
その1

今、アメリカで大きな社会問題になっているサブプライムローン
をご存知ですか?

サブプライムローンとは、信用力の低い人に対して貸し出した
住宅ローンのことであり、最近のアメリカでの不動産価格の
下落や金利上昇により、多くの人が破綻し、貸し出しをした
金融機関も倒産しました。

この問題の最大のポイントは、金利リスクを取れない人に対し、
変動金利型の住宅ローンを貸したことです。

住宅ローンは、35年間という長い年月にわたって返済し続け
なければなりません。

その間には、お子さんの教育費や親の介護など出費が増える
要因は事欠きません。

金利が上昇している昨今の状況を考えると、ローンの支払額が
さらに増える可能性が高い変動金利型の住宅ローンを借りると
いうリスクを取るべきではありません。

住宅ローンのリスクを理解して、全期間固定金利型住宅ローン
を組むことにより、返済リスクを最小限に抑えましょう。

前置きが長くなりましたが、そんなリスクを最小限に抑える
全期間固定金利型のスタンダードがフラット35といえます。

フラット35とは、2007年4月に住宅金融公庫が民営化されて
できた住宅金融支援機構が、民間の金融機関と提携して
提供する、長期固定金利型住宅ローンのことです。

名前の通り、最長35年間、全期間固定金利でかつ低金利である
ことが最大の特徴で、現在300以上の金融機関が取り扱っている
長期固定金利型商品の代表的な存在です。

その仕組みと特徴を理解して、ご自身に合った住宅ローンを
選びましょう。

フラット35は、1970年代からアメリカを中心に発展しきた
住宅ローンの証券化、という仕組みを使っています。

アメリカでは、ファニーメイやフレディーマックという
住宅金融支援機構のような公的な金融機関が、民間金融機関
の貸し出した住宅ローン債権を買い取り、市場で売却する
ことにより、安定的に長期固定金利型住宅ローンを
提供しており、住宅ローンの約70%がこの証券化の仕組みを
利用しています。

住宅ローンにはさまざまなリスクがつきまといますが、
そのリスクを個別の金融機関に集中させるのではなく分散
することで、リスクを仕組みとして抑えているのが、
住宅ローンの証券化なのです。

フラット35の優れている点は、住宅金融支援機構という
公的金融機関が、貸し手である民間の金融機関と資金を提供
する投資家の間に立って、仕組み全体を信用補完する
ことにより、三者がリスクを分け合い、安定的に
全期間固定金利型住宅ローンを提供し続けられるインフラ
であることです。

なお、住宅ローンの証券化とは、あくまで金融機関の資金調達
の方法であり、住宅ローン利用者にとっては、
通常の銀行ローンとまったく同じです。

金融機関に住宅ローンの申し込みをし、契約をし、借入をし、
毎月返済するといった一連の流れや条件はほとんど
変わりませんので、安心して利用することができます。

従来、この住宅ローンの証券化は、メガバンクや
SBIモーゲージなど一部の大手金融機関に限られていましたが、
住宅金融支援機構が民間と提携して提供するフラット35の
登場で、多くの金融機関が扱えるようになったことで、
今後は一気に普及していくことでしょう。

参考になった!という方はココをクリック
→人気ブログランキングへ
posted by 住宅ローン at 17:38 | フラット35
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。